1日3食をお腹いっぱい食べていませんか?最近の研究では、空腹によって老化を遅らせる遺伝子を活性化できることが分かりました。空腹によるサーチュイン遺伝子活性化についてまとめてみました。
目次
サーチュイン遺伝子とは?
サーチュイン遺伝子(英語:Sirtuin)は、「長寿遺伝子」、「抗老化遺伝子」とも呼ばれ、その活性化により、生物の老化が遅れ寿命が延びるとされています。
空腹によるサーチュイン遺伝子の活性化
2000年にマサチューセッツ工科大のレオナルド・ガランテ教授がサーチュイン遺伝子はカロリー制限下で活性化し、過剰なカロリー摂取下では不活性化するというメカニズムを発見しました。
カロリー不足となると、有機物質からエネルギーを取り出す働きをする細胞「ミトコンドリア」が電子伝達体「NAD」を増加し、細胞内の異常なタンパク質や古い細胞が除去され、細胞自ら浄化を始める「オートファジー(自食作用)」という機能が働きます。
それによってサーチュイン遺伝子が活性化します。
古い細胞を修復することで、病気の予防や身体的衰えの防止になるとされています。
サーチュイン遺伝子を活性化させる方法
中田敦彦さんのYouTube大学での動画で、断食の発想に着目した面白い方法が取り上げられていたのでご紹介いたします。
こちらで紹介されている方法は、「食べない時間(空腹の時間)を増やす」というものです。
睡眠時間を含んで1日16時は何も食べず、半日断食を行うという食事法です。
これによってオートファジーが発動されるというものです。
効果としては、ガン、認知症、糖尿病、高血圧、内臓脂肪などに対しての老化予防が期待されます。
食事量が減るので、ダイエットにもなりますね。
こちらの食事法で面白いと思った点は、断食を16時間で成功させるということです。
それ以外の時間で食べたいものは我慢せず食べるなど、無理せず続けられる食事法です。
しかしながら、空腹時間に食べて良い食べ物があります。
アーモンドなどのナッツ類です。
空腹に困ったら、素焼き味付けなしのナッツを食べることで、回避できるということです。
ナッツに含まれている不飽和脂肪酸がオートファジーを活性化させるそうです。
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16時間断食を実践して感じる効果
この効果は本当なのか嘘なのか?確かめるために、実際に試してみました。
2週間ほど前より、実際に16時間断食を実践しています。
目に見えて出ている効果としては、お肌がしっとりしてきて、肌ツヤが良くなりました!
体の調子は良く、軽くなったような感じがします。
若返り効果でしょうか。
夕食を夕方早めにとり、夜は0時前には就寝し、翌日の朝食は抜き、空腹の16時間を確保しています。
お昼時間以降は朝食分も一緒にして好きなだけもりもり食べます。
生活リズムや食習慣を改める必要はありますが、その結果、健康的な生活を送れるようになりました。
この調子で続けていこうと思います。
アンチエイジングの取り組みを生活に取り入れて、いつまでも若々しく健康な体を手に入れていきましょう!
以上、空腹によるサーチュイン遺伝子の活性化についてのまとめでした。
ここまで読んでいただきありがとうございました!🐥